令和3年5月時点で、894か所もの障がい者グループホーム(共同生活援助事業所)があるといわれています。うち、23区にある障がい者グループホームは「467か所」。
今回は東京都の中でも23区にある障がい者グループホームについて、新規開設の住居数や運営元の法人種別などを紹介します。
東京都23区の障がい者グループホーム各種データまとめ
東京都における障がい者数の現状
次の表にあるのは、東京都における障がい者数です。平成25年度時点でのデータであるため、現在はこれよりももっと多いと推測されます。
身体障がい者 | 知的障がい者 | 精神障がい者 | |
18歳未満 | 20,014人 | 16,445人 | 3,493人 |
18歳以上 | 448,868人 | 58,749人 |
このうち、障がい者支援施設への入所している人数は「9,288人」。障がい者グループホームの対象年齢は基本的に「18歳以上」であるため、需要に対する供給がまだまだ追いついていないことがよく分かります。
新規開設の障がい者グループホーム数
全国的に障がい者グループホームの新規開設が急増している中、東京都もその例にもれません。令和3年度の新規開設は「44か所」であり、令和2年度は「53か所」、令和元年度は「43か所」と、過去3年間は毎年40か所以上の新規開設となっています。
法人種別
東京都23区の障がい者グループホームを運営する法人は、社会福祉法人が最も多く「157か所」。次いで、NPO法人が「132か所」、株式会社が「76か所」、一般社団法人が「66か所」、合同会社が「26か所」、有限会社が「10か所」となっています。
まとめ
障がい福祉サービスの1つである障がい者グループホームは、東京都23区でも需要が高い事業です。開業地域やエリア調査についてお悩みの方は、障がい者グループホームに強い「障がい福祉専門の税理士事務所」へお早めに相談することをオススメします。
参考文献