福島県で運営されている障がい者グループホームは、令和3年8月時点で「319か所」。このうち、福島市の障がい者グループホームは「86か所」にものぼります。
そこで今回は、福島市の障がい者グループホーム運営状況をピックアップ。競合や需要調査の参考にしてみてください。
福島県福島市の「障がい者グループホーム」各種データまとめ
福島県福島市の障がい者グループホームは、28か所の事業所によって運営されてます。利用者の主たる障がいや、1事業所あたりの障がい者グループホーム数、運営元の法人種別は次のとおりです。
利用者の主たる障がい
福島県福島市の障がい者グループホームは、身体・精神・知的障がいのうち、3障がい対応が「10か所」、2障がい対応が「44か所」、1障がいのみが「32か所」です。
このうち、2障がい対応のほとんどは精神・知的障がいの組み合わせで、身体・知的障がいは「4か所」のみ。また、1障がいのみ対応の障がい者グループホームは、すべて精神障がい・知的障がいを対象としています。
1事業所あたりの障がい者グループホーム数
最も多い事業所では、10か所の障がい者グループホームを運営。いずれも知的障がいを対象とした障がい者グループホームです。
1事業所あたりの障がい者グループホーム数の平均は、3か所。1か所のみという事業所は7か所のみで、それ以外は複数の障がい者グループホームを運営していることがわかります。
法人種別
福島県福島市で障がい者グループホームを開業している法人は、NPO法人が最も多く「10か所」。次いで、社会福祉法人「5か所」、株式会社「5か所」、医療法人「3か所」、合同会社「3か所」、一般社団法人「1か所」、有限会社「1か所」となっています。
まとめ
障がい福祉サービスの1つである障がい者グループホームは、福島県でも増加傾向にあります。福島県での開業地域についてお悩みの方は、障がい者グループホームに強い「障がい福祉専門の税理士事務所」へ早めに相談しましょう。
参考文献