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就労継続支援B型は就労継続支援A型や就労移行支援と比べて、「一般企業へ就労する利用者は少ない」と感じている方も多いのではないでしょうか。また、「サービス終了後はどうしているのか」と疑問に思う方もいるでしょう。

そこで今回は、就労継続支援B型から一般就労への移行率はもちろん、就労継続支援A型などの他サービスや入院などへの移行率も紹介します。

就労継続支援B型から一般就労への移行率

就労継続支援B型の利用者は、令和2年3月時点で「約26.9万人」です。就労継続支援A型の利用者が「約7.2万人」、就労移行支援が「約3.4万人」であることを踏まえると、就労継続支援B型の利用者がいかに多いかよくわかります。

そんな就労継続支援B型から一般就労への移行率は、次のとおりです。なお、参考として就労継続支援A型や就労移行支援のデータも、あわせて記載しています。

 

【サービス利用終了者に占める一般就労への移行者割合の推移】

就労継続支援B型 就労継続支援A型 就労移行支援
平成28年度 11.4 23.2 48.3
平成29年度 11.7 22.7 52.9
令和元年度 13.2 25.1 54.7

(単位:%)

 

この表を見ると、就労継続支援B型から一般就労へ移行する割合は、他のサービスよりも少ないことがわかります。しかし、特段減少傾向にあるわけでもなく、ほぼ横ばいです。むしろ、最新のデータでは移行率が上昇しており、就労継続支援B型でも一般就労に向けて力を入れている事業所が増えていることがうかがえます。

就労継続支援B型から一般就労以外への移行率

就労継続支援B型の場合、利用者数「約26.9万人」に対して、終了者数は「約3.3万人」です。一般就労以外の移行先としては、次の表をご覧ください。

 

【サービス利用終了者の状況】

令和元年度の移行率
就労移行支援事業を利用 4.1
就労継続支援A型を利用 5.8
就労継続支援B型を利用 20.6
その他の事業所等 12.7
入院 6.7
死亡 3.6
その他 33.3
(就職) 13.2

(単位:%)

 

この表から、その他を除くと「就労継続支援B型の利用継続」が最も多いことがわかります。また、入院や死亡も合わせて10%ほどある点も注目。就労継続支援A型では入院が「3.5%」、死亡が「1.2%」です。この差は、就労継続支援B型が「就労に耐えられるか、体調に不安が残る方も利用する」というサービス特性も影響していると考えられます。

まとめ

就労継続支援B型から一般就労への移行率は高いとはいえませんが、今後増加する可能性はあります。事業所は利用者のニーズをよく把握し、意欲ある方の就労を全力で支援する体制がより大切になってくるでしょう。開業やお悩みの方は、就労継続支援B型に強い「障がい福祉専門の税理士事務所」へお早めに相談することをオススメします。

 

参考文献

障がい者の就労支援について|厚生労働省

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