三重県には、令和3年10月時点で「418か所」の障がい者グループホームがあります。三重県で障がい者グループホームを開業予定の方は、どんなところが競合にあるのか気になるのではないでしょうか。
そこで今回は、三重県の障がい者グループホームについて、サービス種別や対応している主たる障がい、加算の算定状況などを紹介します。
三重県の障がい者グループホーム各種データ一覧
サービス種別
三重県の障がい者グループホームは、介護サービス包括型が「378か所」、外部サービス利用型が「26か所」、日中サービス支援型が「14か所」となっています。
主たる障がい
三重県の障がい者グループホームは、142か所の事業所が運営。このうち、介護サービス包括型の事業所で対応している主たる障がいでは、知的・精神いずれか、あるいは両方が最も多くなっています。
一方、身体・知的・精神・難病のうち、3障がい以上に対応している障がい者グループホームは、わずか13か所です。
加算の算定状況
福祉専門職員配置加算は、約半数の障がい者グループホームが算定。特に加算ⅠやⅢの取得が多いようです。
重度障害者支援加算は算定している障がい者グループホームが少ないものの、算定しているところではⅠ・Ⅱの同時算定や、Ⅱのみの算定が多くなっています。
大規模住居等減算が適用されている障がい者グループホームは、108か所。一体的運営による適用も多く、中には2名定員の住居を45か所運営している事業所もあります。
世話人の人員配置区分は「4:1」が最も多く、次いで「6:1」「5:1」となっています。特に大規模住居等減算が適用されている障がい者グループホームでは、人員配置区分が「6:1」である傾向が強いです。
まとめ
障がい福祉サービスの1つである障がい者グループホームは、三重県でも需要が高い事業です。開業地域についてお悩みの方は、障がい者グループホームに強い「障がい福祉専門の税理士事務所」へお早めに相談することをオススメします。
参考文献