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就労継続支援B型は福祉事業である一方で、経営的手腕が試される事業でもあります。利用者を集め、作業を確保するためには営業活動が必須です。しかし、事業所の中には「営業がうまくいっていない」「そもそも、あまり営業していない」というところも少なくありません。

そこで今回は、就労継続支援B型における営業の必要性を振り返りながら、効率的に営業するコツを紹介します。

 

就労継続支援B型における営業活動の必要性

就労継続支援B型の営業活動は本来、開業前からコツコツと行われるものです。営業活動を怠ると、集客や生産活動の確保において次のような不利益をこうむりかねません。

 

集客 生産活動の確保
営業活動が不十分

利用者が集まらない

国からの報酬が得られない

収益が上がらない

単価が上がらない

高単価の作業を受注できない

売上が上がらない

工賃が下がる

利用者が離れる

赤字経営や廃業に陥る

 

経営難に陥ると営業活動に割く資金も失われ、さらに悪循環を生むでしょう。経営を安定させて黒字へ転換させるためには、開業前から継続的かつ積極的な営業活動が大切です。

 

就労継続支援B型の営業を成功させる3つのコツ

就労継続支援B型の営業を成功させたい方は、次の3つを意識していきましょう。

営業先に優先順位をつける

やみくもに営業活動をしても、就労継続支援B型につながる営業先でなければ意味がありません。集客であれば、相談支援事業所や病院など、利用者を紹介してくれるところへ優先的に営業をかけましょう。障がい者グループホームも、利用者が日中通所する先を探しているケースが多いため、営業先として相性がよいといえます。

何度も訪問する

営業先へ1回顔を出しただけでは、相手の印象に残らず次につながりません。機会を見て、何度も訪問してコミュニケーションを取っていきましょう。

ただし、単にしつこいだけでは逆効果です。事前にアポイントを取る、相手の立場にも配慮しながら話を進めるなど、最低限の礼儀は忘れないようにしてください。

営業状況を整理する

営業活動を効率的に進めるためには営業先はもちろん、営業した人や日時、話した内容などを整理することが大切です。これらをまとめておけば、あまり営業できていないところをあぶり出せます。また、その都度振り返ることで、効果的な営業方法の発見にもつながるでしょう。

 

まとめ

就労継続支援B型の営業は集客だけでなく、生産活動の確保や単価交渉にも必要になってきます。経営や工賃でお悩みの方は、就労継続支援B型に強い「障がい福祉専門の税理士事務所」へ早めに相談しましょう。

 

参考文献

障がい者の就労支援について|厚生労働省

平成29年度就労系障害福祉サービスの経営状況について|福祉医療機構

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