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群馬県前橋市には、令和4年4月1日時点で「33か所」の就労継続支援B型があります。就労継続支援B型の開業を検討している方は、前橋市について「今後も安定した需要は見込めるのか」「どんな事業所や法人が競合としているのだろうか」と疑問に思うことでしょう。

そこで今回は前橋市の就労継続支援B型について、事業所数や法人種別、平均工賃月額などを紹介します。

 

前橋市の障がい者数

平成24年度から平成26年度における前橋市の障がい者数は、次のとおりです。それぞれ各手帳の保有者数などから算出されています。

 

平成24年度 平成25年度 平成26年度
身体障がい者 11,727人 11,802人 11,857人
知的障がい者 2,050人 2,141人 2,219人
精神障がい者 1,519人 1,687人 1,847人
難病 3,335人 3,494人 3,610人

 

この表を見ると、障がい者数や難病患者数は全体的に増加傾向にあることがわかります。特に知的・精神障がい者数は全国的に増加傾向が続いているため、前橋市も同様の傾向にあると推測できるでしょう。

 

群馬県前橋市の「就労継続支援B型」各種データ一覧

事業所数・利用定員数

群馬県前橋市の就労継続支援B型は、令和4年4月1日時点で「33か所」です。うち、17か所は多機能型事業所となっています。

また、利用定員数の合計は660人であり、平均利用定員数は20.0人。ほとんどの事業所で、利用定員数が「15~20人」となっています。先ほど紹介した障がい者数の推移を踏まえると、今後も就労継続支援B型の需要は高い状態が続くと予測されます。

法人種別

群馬県前橋市の就労継続支援B型を運営する法人は、社会福祉法人が最も多く「20か所」。次いで、NPO法人が「6か所」、株式会社が「3か所」、有限会社が「2か所」、一般社団法人と合同会社が「1ヵ所」となっています。

平均工賃月額

群馬県の平均工賃月額は、令和2年度の時点で「16,668円」。令和元年度が「17,629円」であったため、1年間で「961円」ダウンしています。昨今のコロナ禍が、就労継続支援B型の営業にも大きく影響しているのでしょう。

なお、群馬県では令和2年度に11か所の就労継続支援B型が新規開業しています。このうち、平均工賃月額が算出された事業所は8か所。新規開業した事業所の平均工賃月額は最も高いところで「43,902円」、最も低いところで「3,629円」となっています。

 

まとめ

群馬県前橋市における就労継続支援B型の運営法人は、社会福祉法人が中心です。しかし、株式会社や有限会社も複数存在し、まだまだ開業の余地は残されています。開業や指定申請でお悩みの方は、就労継続支援B型に強い「障がい福祉専門の税理士事務所」へ早めに相談しましょう。

 

参考文献

日中活動系事業所|前橋市

令和2年度工賃(賃金)の実績について|厚生労働省

令和2年度就労継続支援B型工賃実績|群馬県

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