岐阜県には令和3年10月時点で、396か所もの障がい者グループホーム(共同生活援助事業所)があるといわれています。これから岐阜県で障がい者グループホームを開業しようとしている方は、現存する競合や地域のニーズなど、開業予定地域の現状を把握することが必要です。
そこで今回は、岐阜県の障がい者グループホームについて、サービス種別や圏域別の障がい者グループホーム数などを紹介します。
岐阜県の障がい者グループホーム各種データまとめ
サービス種別
岐阜県の障がい者グループホームは、介護サービス包括型が「352か所」、外部サービス利用型が「26か所」、日中サービス支援型が「6か所」となっています。
圏域別の障がい者グループホーム数
圏域別の障がい者グループホーム数は、次のとおりです。基本的には、人口が多い岐阜市・岐阜県域の障がい者グループホーム数が多くなっています。
しかし、人口が横ばいの西濃圏域・中濃圏域・東濃圏域のうち、中濃圏域のみやや数が多い状況です。年齢構造や出生率・死亡率の違いはさほどなく、人口増減率のみ中濃地域で小さくなっています。
圏域 | 障がい者グループホーム数 |
岐阜市 | 250か所 |
岐阜圏域 | 52か所 |
西濃圏域 | 18か所 |
中濃圏域 | 32か所 |
東濃圏域 | 22か所 |
飛騨圏域 | 10か所 |
※岐阜県域
岐阜市(一部)、羽鳥市、各務原市、山県市、瑞穂市、羽鳥郡
※西濃圏域
大垣市、海津市、養老郡、不破郡、損斐群
※中濃圏域
関市、美濃加茂市、可児市、郡上市、加茂郡、可児郡
※東濃圏域
多治見市、中津川市、瑞浪市、恵那市、土岐市
※飛騨圏域
高山市、飛騨市、下呂市
まとめ
障がい福祉サービスの1つである障がい者グループホームは、岐阜県でも需要が高い事業です。開業地域についてお悩みの方は、障がい者グループホームに強い「障がい福祉専門の税理士事務所」へお早めに相談することをオススメします。
参考文献