山梨県には令和3年9月時点で、142か所もの障がい者グループホームがあるといわれています。これから山梨県で障がい者グループホームを開業する方は、地域のニーズや競合などのエリア調査を進めているところでしょう。
そこで今回は、山梨県の障がい者グループホームについて、圏域別の事業所数や平均利用定員数などを紹介します。
山梨県の障がい者グループホーム各種データ一覧
圏域別の障がい者グループホーム事業所数・平均利用定員数
圏域別の事業所数と平均利用定員数は、次のとおりです。最も平均利用定員数が少ないのは峡南圏域であり、小規模の介護サービス包括型事業所がほとんどを占めています。
地域 | 障がい者グループホーム事業所数 | 利用定員数の合計 | 平均利用定員数 |
中北圏域 | 66か所 | 607人 | 9.2人 |
峡東圏域 | 8か所 | 136人 | 17.0人 |
峡南圏域 | 5か所 | 29人 | 5.8人 |
富士・東部圏域 | 14か所 | 114人 | 8.1人 |
※中北圏域
甲府市、韮崎市、北杜市、南アルプス市、甲斐市
※峡東圏域
山梨市、笛吹市、甲州市
※峡南圏域
南巨摩郡
※富士・東部圏域
富士吉田市、都留市、大月市、上野原市、南都留郡
主たる障がい
山梨県の障がい者グループホーム事業所の中で、3障がいを対象としているところは「16か所」、2障がいが「49か所」、1障がいが「77か所」となっています。令和3年度に新たに開業した障がい者グループホームでは、2障がいか3障がい対象の事業所がほとんど。多様な障がいの受け入れを目指している様子がうかがえます。
まとめ
障がい福祉サービスの1つである障がい者グループホームは、山梨県でも需要が高い事業です。開業地域についてお悩みの方は、障がい者グループホームに強い「障がい福祉専門の税理士事務所」へお早めに相談することをオススメします。
参考文献