徳島県の障がい者グループホームを運営する事業所は、令和3年12月時点で「33か所」。しかし、障がい者数に対する障がい者グループホーム数はいまだ少なく、需要が高い状況が続いています。
そこで今回は徳島県の障がい者グループホームについて、障がい者数を踏まえながら、圏域別の事業所数や平均利用定員数などを紹介します。
徳島県の障がい者グループホーム各種データ一覧
障がい者数(令和2年3月31日時点)
徳島県の障がい者数は、次のとおりです。
手帳交付者数 | 等級内訳 | |
身体障がい者 | 34,676人 | 1級 35.0%
2級 14.5% 3級 13.8% 4級 22.8% 5級 5.8% 6級 8.1% |
知的障がい者 | 8,519人 | A(重度) 45.0%
B(中等度) 55.0& |
精神障がい者 | 5,627人 | 1級 12.6%
2級 48.0% 3級 39.4% |
障がい者グループホームへの入居希望が多い中等度・重度の障がい者が、いずれも半数以上いることがわかります。
圏域別障がい者グループホーム事業所数・平均利用定員数
圏域別の障がい者グループホーム事業所数や平均利用定員数は、次のとおりです。西部圏域の平均利用定員数が他の2倍近くとなっており、複数の住居や大規模住居を運営していることがわかります。
事業所数 | 利用定員合計 | 平均利用定員数 | |
東部圏域 | 21か所 | 313人 | 14.9人 |
西部圏域 | 7か所 | 205人 | 29.3人 |
南部圏域 | 5か所 | 54人 | 10.8人 |
※東部圏域:徳島市、鳴門市、吉野川市、阿波市、石井町、松茂町、北住町、藍住町
板野町、上坂町
西部圏域:美馬市、三好市、東みよし町
南部圏域:小松島市、阿南市、美波町
まとめ
障がい福祉サービスの1つである障がい者グループホームは、徳島県でも需要が高い事業です。開業地域についてお悩みの方は、障がい者グループホームに強い「障がい福祉専門の税理士事務所」へお早めに相談することをオススメします。
参考文献