島根県（松江市以外）の障がい者グループホームは、令和3年度11月時点で「233か所」。障がい者数に反して、まだまだ障がい者グループホームの数は足りていません。

今回は島根県の障がい者グループホームについて、障がい者数の推移を踏まえながら、地域別の平均利用定員数などを紹介します。これから障がい者グループホームを開業する方は、エリア調査のヒントにしてみてください。

島根県の障がい者グループホーム各種データ一覧

障がい者数の推移

次の表は、平成28年度末における島根県の障がい者数の推移です。身体障がい者は「身体障がい者手帳の所持者数」、知的障がい者は「療育手帳の所持者数」、精神障がい者は「精神病院（精神科）に入院または通院中の患者数」となっています。

この表からわかるとおり、身体障がい者数は減少しているものの、知的・精神障がい者は増加傾向にあります。

サービス種別

島根県（松江市以外）の障がい者グループホーム事業所は、介護サービス包括型が「46か所」、外部サービス利用型が「12か所」。一方、日中サービス支援型は「0か所」となっています。

地域別障がい者グループホーム数・平均利用定員数

島根県（松江市以外）の地域別障がい者グループホーム数と平均利用定員数は、次のとおりです。

※小数点第2位を四捨五入

※出雲地域（東部）：松江市、安来市、雲南市、飯石郡、仁多郡など

　石見地域（西部）：大田市、江津市、邑智郡、浜田市、益田市、鹿足郡など

　隠岐地域（隠岐）：隠岐郡など

まとめ

障がい福祉サービスの1つである障がい者グループホームは、島根県でも需要が高い事業です。開業地域についてお悩みの方は、障がい者グループホームに強い「障がい福祉専門の税理士事務所」へお早めに相談することをオススメします。

参考文献

社会福祉施設の整備・運営｜厚生労働省

島根県障がい者基本計画｜島根県

障がい福祉サービス事業所（共同生活援助：グループホーム）｜島根県