和歌山県の障がい者グループホームは、令和3年4月時点で「99か所」。全国同様、年々障がい者グループホームの開業数が増えてきています。これから開業する方も、競合調査などに余念がないのではないでしょうか。
そこで今回は和歌山県の障がい者グループホームについて、地域別の平均利用定員数や新規開業数の推移などを紹介します。
和歌山県の障がい者グループホーム各種データまとめ
地域別障がい者グループホーム数・平均利用定員数
地域別の障がい者グループホーム数や平均利用定員数は、次のとおりです。平均利用定員数は和歌山市や紀北で少なくなっています。和歌山市や紀北では、後述する新規開業数が他の地域よりも多いことが影響していると推測されます。
障がい者グループホーム数 | 利用定員合計 | 平均利用定員数 | |
和歌山市 | 36か所 | 473人 | 13.1人 |
紀北 | 25か所 | 314人 | 12.6人 |
紀中 | 13か所 | 272人 | 20.9人 |
紀南 | 21か所 | 491人 | 23.4人 |
※小数点第2位を四捨五入
※紀北:和歌山市・海南市・紀の川市・岩出市・那賀郡・伊都郡・橋本市など
紀中:有田郡・有田市・御坊市・日高郡など
紀南:田辺市・西牟婁郡・新宮市など
新規開業数の推移
新規開業数の推移は、次のとおりです。
令和3年度 | 令和2年度 | 令和元年度 | |
和歌山市 | 1か所 | 10か所 | 8か所 |
紀北 | 2か所 | 2か所 | 3か所 |
紀中 | 0か所 | 0か所 | 3か所 |
紀南 | 2か所 | 0か所 | 3か所 |
令和2・3年度は新型コロナウイルス感染症の影響もあり、新規開業数は例年よりも少なくなっています。しかし、令和元年度の新規開業数はいずれの地域も3か所以上となっており、特に和歌山市の開業数は群を抜いている状況です。
まとめ
障がい福祉サービスの1つである障がい者グループホームは、和歌山県でも需要が高い事業です。開業地域についてお悩みの方は、障がい者グループホームに強い「障がい福祉専門の税理士事務所」へお早めに相談することをオススメします。
参考文献