栃木県には令和3年8月時点で、489か所もの障がい者グループホーム(共同生活援助事業所)があるといわれています。しかし、栃木県の県央・県南におけるグループホーム供給率は5%も満たさず、いまだ非常に高い需要があります。
そこで今回は栃木県の障がい者グループホームについて、サービス種別や地域別の障がい者グループホーム数などを紹介。これから栃木県で障がい者グループホームを開業予定の方は、エリア調査の参考にしてみてください。
栃木県の障がい者グループホーム各種データ一覧
サービス種別
栃木県の障がい者グループホームは、介護サービス包括型が「461か所」、外部サービス利用型が「24か所」、日中サービス支援型が「4か所」となっています。
地域別障がい者グループホーム数・平均利用定員数
地域別の障がい者グループホーム数・平均定員数は、次の表のとおりです。障がい者グループホーム数が最も多いのは県南地域ですが、平均定員数の地域差はそれほど大きくありません。
地域 | 障がい者グループホーム数 | 利用定員合計 | 平均利用定員数 |
県央地域 | 168か所 | 1143人 | 6.8人 |
県南地域 | 219か所 | 1436人 | 6.6人 |
県北地域 | 102か所 | 664人 | 6.5人 |
※県央地域
宇都宮市、河内郡、鹿沼市、真岡市、芳賀郡
※県南地域
足利市、佐野市、栃木市、下都賀郡壬生町、小山市、下野市、下都賀郡野木町
※県北地域
日光市、大田原市、那須塩原市、那須郡那須町、矢板市、さくら市、塩谷郡、那須烏山市、那須郡那珂川町
まとめ
栃木県の障がい者グループホーム供給率は、5%も満たさない状況が続いており、いまだ高い需要がある障がい福祉サービスです。開業地域やエリア調査についてお悩みの方は、障がい者グループホームに強い「障がい福祉専門の税理士事務所」へお早めに相談することをオススメします。
参考文献