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障がい者グループホームは空き家も利用できる?

障がい者グループホーム(共同生活援助)を開業する物件は「指定基準」という決まりにおいて、部屋の広さや備え付ける設備などが細かく定められています。しかし、その基準をクリアできる既存物件を改装したり、思い切って新築したりするためには多額の資金が必要です。

そんな中、障がい福祉サービスでは「空き家」を有効活用して、初期費用を抑える事業所が増えてきています。今回は、障がい者グループホームで空き家を利用するメリットや手順を紹介。開業資金を少しでも削減したいという方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

障がい者グループホームで空き家を利用するメリット

障がい者グループホームで空き家を利用するメリットとしては、次の2点が挙げられるでしょう。

 

初期費用を抑えることができる

障がい者グループホームの開業準備時には、最低でも300万円前後の資金が必要だといわれています。そのうちの半分である約150万円が、物件確保や内装工事に必要です。

しかし、空き家を活用して障がい者グループホームを開業したところでは、「約20万円~50万円」で「木造2階建て住宅」の賃貸借契約を交わしている例も。物件に関連する初期費用を大幅に削減できる点は、大きなメリットといえるでしょう。

 

自治体によっては補助金がもらえる

自治体によっては、障がい者グループホームの開業時に補助金を交付する場所もあります。空き家を利用する場合にも、同じような補助金を利用することが可能です。例えば、東京都品川区の「障がい者グループホーム等整備費補助事業」や、愛知県「障がい者共同生活援助事業費補助金」、新潟県新潟市「新潟市空き家活用リフォーム推進事業」など。空き家の利用と補助金支給を組み合わせれば、さらなる費用削減を目指すことができるでしょう。

 

空き家を障がい者グループホームにするための10ステップ

では実際に空き家を障がい者グループホームにするためには、どのような手順が必要なのでしょうか。10ステップに分けて紹介するので、空き家利用を検討中の方はぜひ参考にしてみてください。

①空き家の活用イメージを固める

障がい者グループホームとして利用することを前提に、運営組織や資金計画のイメージを固めます。建築士などの専門家を検討チームに配属すると、その後の手続きがスムーズです。

 

②空き家を探す

不動産店で相談したり、地域のネットワークや空き家バンクを活用して空き家を探します。現地での聞き取り調査も有効的です。

 

③空き家のオーナーと面談・交渉する

不動産店や関係者を介して、空き家のオーナーと面談・交渉していきましょう。

 

④活用計画についてオーナーから承諾を得る

障がい者グループホームの事業計画などの確認はもちろん、改修工事や家賃などについて承諾書をもらいます。

 

⑤空き家と土地に関する情報を整理する

建築士など専門家の立会いのもと、建物調査や近隣調査、検査済証の確認などを進めます。

 

⑥各種法令の適合を確認する

活用予定の空き家が「建築基準法や消防法などに適合しているか」を入念に確認しましょう。後になってから「実は適合していなかった」となれば、無駄な出費が発生する可能性があり、注意が必要です。

 

⑦リノベーション計画を検討・決定する

各種回収や不具合箇所の修繕などを計画し、オーナーとの工事費分担や補助金などの利用を検討していきましょう。

 

⑧資金計画を検討・決定する

初期費用・運営費用の算出など具体的な資金計画を立て、資金調達します。

 

⑨賃貸借契約を結ぶ

宅建業者や不動産専門家の協力を得ながら、賃料などの契約書を取り交わします。

 

⑩障がい者グループホームを開業・運営する

指定申請も無事に通れば、1日付で障がい者グループホームの開業・運営が可能です。

 

まとめ

障がい福祉サービス事業所を開業するときには、多額の資金が必要。そのため、空き家を利用する例も増えてきています。空き家を有効活用して初期費用を抑えたい方は、障がい者グループホームに強い「障がい福祉専門の税理士事務所」へお早めに相談することをオススメします。

 

参考文献

社会福祉施設の整備・運営|厚生労働省

地域福祉事業の展開に向けた空き家活用のケーススタディ|まちぽっと

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