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生活介護は日中に利用者を受け入れ、さまざまな活動を提供する障がい福祉サービスです。開業を検討している方の中には、「具体的にどのような活動を行えばよいのか」など疑問があるでしょう。

そこで今回は生活介護の活動内容について、その概要や例を紹介します。工賃が発生するケースについても解説するので、ぜひ参考にしてください。

生活介護の基本的な活動内容

生活介護の基本的な活動内容は、以下の5つです。

利用者に合わせた介護・相談支援

生活介護では利用者の心身状況や障がいの状態像に応じて、介護支援や相談支援を行います。

 

  • 食事や入浴をはじめとした日常生活動作の介助
  • 各動作の見守り
  • 話の傾聴やサビ管への相談内容の引き継ぎ など

 

単に「できないところを介助する」だけではなく、「できそうなところを見つける」「できるような環境を設定する」といった視点が大切です。

創作活動・生産活動の提供

生活介護の創作活動や生産活動は、日中活動・余暇活動とも呼ばれます。五感を通じてさまざまな刺激を得ることで楽しみを持つだけではなく、心身機能の維持・向上を図ることが大切です。具体的な活動内容の例は、以下のとおりです。

 

  • レクリエーション
  • 絵画
  • 手芸
  • 音楽鑑賞
  • 清掃
  • 農業 など

 

利用者の心身状況に合わせて道具などを工夫する必要があるため、理学療法士(PT)や作業療法士(OT)へ適宜相談するとよいでしょう。

社会参加や地域交流を促す場の提供

生活介護を利用する方のように、障がいがあると行動範囲が狭まりやすく、社会経験を得にくくなる傾向があります。そのため、生活介護では社会参加や地域交流を促す場の提供も必要です。

 

  • 地域行事への参加
  • 施設行事の開催
  • ボランティアの受け入れ など

 

障がい者自身も地域の一員であることを再確認し、社会の中での役割や生きがいを感じられるように配慮しましょう。

社会生活の維持に向けた支援

生活介護では外出支援など、社会生活の維持に向けた支援も行います。とくに1人暮らしの障がい者は自己管理が不十分になりやすく、生活環境や健康状態が悪くなるケースも少なくありません。

健康的な生活を送れるよう、必要に応じてヘルパーなどの利用を促しましょう。

地域との連携

支援の空白地帯や行き場のない障がい者が出ないよう、地域との連携も大切です。具体的な連携先としては、以下のような場所が挙げられます。

 

  • 相談支援事業者
  • ほかの生活介護事業所
  • 特別支援学校
  • 医療機関
  • 行政 など

 

集客の観点からも日頃から関係性を築き、スムーズに連携できるようにしておくとよいでしょう。

生活介護の活動内容には工賃がかかる?

結論から言うと、生産活動を行って収益が発生した場合は工賃の支払い義務が発生します。同じく工賃が発生する就労継続支援B型との違いは、下表のとおりです。

 

生活介護 就労継続支援B型
作業時間 日中のみ 早番や残業も可能
工賃の下限額 設定なし 月額平均3,000円以上
工賃の報告義務 なし 都道府県へ要報告

 

なお、生活介護と就労継続支援B型は、市町村に認められると併用が可能です。工賃の支払い義務を発生させたくない場合は収益が生じる生産活動を行わない、就労継続支援B型への橋渡し役を担うなどの対応を勧めましょう。

まとめ

生活介護の活動内容は多岐にわたり、場合によっては専門職種や外部機関との連携が求められます。開業準備や運営でお悩みの方は、生活介護に強い「障がい福祉専門の税理士事務所」へ早めに相談しましょう。

 

参考文献

厚生労働省|生活介護に係る報酬・基準について≪論点等≫

厚生労働省|自己点検チェックのための生活介護事業ガイドライン案

 

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