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児童発達支援の分野において、近年とくに注目されているのが児童発達支援士です。

しかし、児童発達支援士は作られてまだ2〜3年と新しい資格のため、どのような資格なのかわからない事業者も多いでしょう。

そこで今回は児童発達支援士について概要とともに、児童発達支援の現場でどう役立つのか紹介します。

児童発達支援士とは?

児童発達支援士とは発達障がいを持つ児童を支援する目的で作られた民間資格で、一般社団法人人間力認定協会が認定する資格です。発達障がい児の療育におけるさまざまな知識とスキルを有しており、現場でのアプローチ法にも精通しています。

児童発達支援に関する資格はいくつか存在しますが、その中でも知名度がありとても注目されていて、児童発達支援をおこなう現場において力になる存在です。

身につくスキル

児童発達支援士になるには発達障がい児に関する知識と、発達障がい児の能力を最大限引き出して自立支援するためのスキルが必要になります。児童発達支援士認定講座で学べる知識やスキルは、次のとおりです。

 

  • 発達障がいの特性
  • 発達障がい児の支援・療育方法とケーススタディ
  • 脳科学の面から見た子供の特性
  • 自立に向けたしつけ教育
  • やる気を引き出し、自ら成長していく子供の育て方
  • 人間力を身につけ、必要とされる子の育て方

試験内容や費用

児童発達支援士の試験を受けるには、まず認定講座を受ける必要があります。認定講座の受講料は37,400円です。認定講座の学習が修了したら、試験を受験できます。試験の詳細は下表のとおりです。

 

試験時間 50分
出題数 50問
合格ライン 35問
出題形式 2択または4択の選択形式

 

試験料は4,070円(税込)。試験はオンラインで受けられ、パソコンかスマホがあれば24時間365日都合がつくときに受けられます。試験終了後すぐに試験結果が分かり、合格すると3週間以内に認定証が送られてきます。

合格率

児童発達支援士の試験合格率は85%程度です。認定講座の受講者数は、2万人超え。大手資格サイトで1000以上ある資格の中で注目度1位にも選ばれているほど、今人気の資格となっています。

児童発達支援で児童発達支援士の資格は役立つ?

児童発達支援で必要になってくるのは、障がいへの理解と個々の利用者に合わせて適切な対応を取る際に根拠となる知識です。児童発達支援士の資格を得るための学習には、脳科学や心理学に基づいた障がいの知識をただ学ぶだけではありません。障がい児への具体的で適切なアプローチ法や、子供のやる気や人間力を引き出すスキルなど、療育と教育の両面を学習できます。そのため、児童発達支援の現場でとても役立つ資格といえるでしょう。

まとめ

児童発達支援士は児童発達支援の現場で必要な、発達障がい児の知識と支援の方法を身に付けられる資格です。児童発達支援士の資格保有者を配置することで、支援の質の向上が期待できます。運営や人員配置お悩みの方は、児童発達支援に強い「障がい福祉専門の税理士事務所」へ早めに相談しましょう。

 

参考文献

児童発達支援ガイドライン|厚生労働省

令和3年度障がい福祉サービス等報酬改定について|厚生労働省

障がい児通所支援の現状等について|厚生労働省

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