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三重県の就労継続支援B型は、令和4年5月1日時点で「289か所」です。就労継続支援B型の開業を検討中の方は、「どの地域にどれくらい競合がいるのか」「現時点で、どのくらいの利用者がいるか」など気になっているのではないでしょうか。

そこで今回は三重県の就労継続支援B型について、地域別の事業所数や利用定員などを紹介します。

 

三重県の障がい者数

令和2年4月1日時点における三重県の障がい者数は、それぞれ次のとおりです。

 

  • 身体障がい者 約72,000人
  • 知的障がい者 約15,500人
  • 精神障がい者 約15,000人

 

年度ごとの推移は公開されていませんが、三重県によると「身体障がい者は減少傾向、知的・精神障がい者は増加傾向にある」とのこと。この点は、全国的な傾向と似通っています。

 

三重県の「就労継続支援B型」各種データ一覧

地域別の事業所数・利用定員数

三重県における地域別の事業所数や利用定員数は、次のとおりです。

 

事業所数 利用定員数 平均利用定員数
北勢 115か所 2,039人 17.7人
中勢 88か所 1,700人 19.3人
伊勢志摩 46か所 867人 18.8人
伊賀 26か所 481人 18.5人
東紀州 13か所 220人 16.9人
合計 289か所 5,788人 20.0人

 

※北勢:いなべ市、桑名市、四日市市、鈴鹿市、亀山市

    木曽岬町、東員町、菰野町、朝日町、川越町

 中勢:津市、松阪市、多気町、明和町、大台町

 伊勢志摩:伊勢市、鳥羽市、志摩市、玉城町、度会町、大紀町、南伊勢町

 伊賀:伊賀市、名張市

 東紀州:尾鷲市、熊野市、紀北町、御浜町、紀宝町

 

三重県によると、令和2年度における就労継続支援B型の利用実績は4,092人。障がい者数は合計103,000人弱のため、全体の約4.0%の方が就労継続支援B型を利用していることになります。

なお、全国の就労継続支援B型利用者数は、令和2年度時点で「約26.9万人」です。全国の障がい者数は936.6万人であるため、障がい者のうち約2.9%の方が就労継続支援B型を利用している計算となります。

この数値から、三重県は全国平均よりも就労継続支援B型の供給が多く、新規開業者には利用者ニーズの深堀りや他事業所との差別化がより求められるでしょう。

平均工賃月額

三重県の平均工賃月額は、令和2年度の時点で「16,608円」。令和元年度が「16,429円」であったため、1年間で「179円」アップしています。新型コロナウイルス感染症の影響により全国的に工賃が下がっていることを踏まえると、三重県の工賃額や上昇率は優良であるといえるでしょう。

 

まとめ

三重県の就労継続支援B型は、北勢地域や中勢地域を中心に多くなっています。指定申請や経営でお悩みの方は、就労継続支援B型に強い「障がい福祉専門の税理士事務所」へ早めに相談しましょう。

 

参考文献

障がい福祉サービス等指定事業所一覧|三重県

みえ障がい者共生社会づくりプラン|三重県

令和2年度工賃(賃金)の実績について|厚生労働省

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